第37回発表会のお知らせ


2018年7月22日(日)

14:00開場  14:30開演

奈良県文化会館国際ホールにて

第37回 萩ゆうこバレエスタジオ発表会/第6回萩ゆうこバレエスタジオ プレ・スクール発表会を開催します

今回の演目は

【本校】

第1部  レ・シルフィード

第2部  アリスの冒険(オリジナル)

第3部  恋するシェイクスピア(オリジナル)

【プレ・スクール】

R.A.D.シラバスより

カーニバル オブ マーチ(オリジナル)

見処たっぷりにお届けいたします

チケットのお申し込みは事務局まで

自由席500円(一部指定席)

0743-75-1484 又はこちらから

※スクール生は6月17日総稽古より販売を開始します。


本校は記念発表会でも無いのにトリプルビルしかもオリジナルが2作品です

本番までに間に合うかみんな頑張っていますどうか皆さん応援をよろしくお願いします

 

プレ・スクールはR.A.D.シラバスよりグレード毎にお子様の成長をご覧いただけます

もう一作品のカーニバル オブ マーチは上月佑馬先生のオリジナル作品です

4月より始まった上月先生の強化クラスで気合いが入ってきたプレ・スクールの発表にもご期待ください


 

あらすじ紹介

 

アリスの冒険

上月佑馬オリジナル作品

 

◼プロローグ◼

ある日、アリスとその友人が土手の広場で楽しく絵本を読んでいました。すると、そこに一匹の服を着た白ウサギが慌てた様子でやってきました。

「たいへんだ。たいへんだ。」

人間の言葉を話すそのウサギに驚いたアリス達は、白ウサギの後を追ってウサギ穴に落ちていきました。

◼ジャックとの出会い◼

アリスが落ちた穴の先は、白ウサギの住むワンダーランドでした。

アリス達を歓迎した住人たちはダンスを披露しています。

そこにワンダーランドを支配するトランプ王国のハートの女王が、兵隊を従えてやってきました。

癇癪持ちの女王の逆鱗にふれたフラミンゴたちは死刑宣告をうけてしまいます。

捕まった一羽のフラミンゴを助けようとアリスは持っていた絵本で兵隊の頭を叩きます。

頭を叩かれた兵隊のジャックは女王の洗脳が取れ、我にかえります。

それを見ていた兵隊たちは、アリスとジャックを反逆者として捕らえてしまうのでした。

◼女王からの解放◼

トランプ王国に連れてこられたアリスとジャックに女王から死刑宣告がくだります。

そこに現れたアリスの友人と白ウサギが力を合わせてアリスとジャックを救い出します。

その混乱の中、女王の洗脳を受け支配されていた兵隊たちも次々にトランプ王国から逃げ出し自由を手にいれたのでした。

◼エピローグ◼

アリスと友人は絵本を読んでいた土手の広場で目覚めました。

この不思議な体験は夢だったのか?現実だったのか?

ぼんやりとする三人の前を旅人が通り過ぎようとします。

「ジャック?」

そこにはアリスと共にトランプ王国で戦った兵士ジャックの姿がありました。

 

恋するシェイクスピア

萩ゆうこオリジナル作品

 

17世紀、劇作家ウィリアム・シェイクスピアが描く悲劇と喜劇の台本がおりなす自身の愛と友情、そして裏切りと嫉妬の物語です。

 

◼一幕◼

劇作家でありながら自らが役者でもあるウィリアム・シェイクスピアは、劇場の支配人アーサーに新作の原稿を売り込みにやってきます。

 

そのころ劇場の舞台では一番人気の役者ジェームズにより、ウィリアムの作品『オテロ』が上演されていました。

この『オテロ』は街の人々から称賛を受け、街はその興奮でわき立っていました。

 

そんな賑わいの中で、ウィリアム・シェイクスピアとアン・ハサウェイが出会います。

アンは富豪ハサウェイ家の娘、しかも役者ジェームスの婚約者です。

ウィリアムとアンは出会ったその瞬間から『ロミオとジュリエット』のような報われぬ恋に落ちていくのでした。

 

*  *  *  *  *  *  *  *

 

ウィリアムの描く作品は次々と好評を博し、今日も劇場では新作『マクベス』が上演されています。

 

日を追うごとに、ウィリアムとアンの愛は深まり、ついにはアンの婚約者ジェームズの知るところとなってしまいました。

その関係のもつれを、親友のエドワードも巻き込みながらウィリアム、ジェームズ、エドワードの三者は、まるで『ロミオとジュリエット』のバトルシーンの登場人物かの如く自分達を同化させていくのでした。

 

◼二幕◼

ウィリアムの作品には喜劇も多く存在し、劇場ではその代表作『真夏の夜の夢』が上演されています。

夏至の日に不思議がおこるとの言い伝えを題材にした、妖精たちが巻き起こすこの作品は、エリザベス女王のお気に入りとなりました。

そんな喜劇も描くウィリアムでしたが、心中には常に“嫉妬”などの負の感情が渦巻いていました。

その負の感情により創作意欲に陰りが見えてきたウィリアムはどんどんスランプに陥ります。

すでにジェームスと結婚をしてしまったアンには、ウィリアムを救う術はもうありませんでした。

 

劇場ではウィリアムが苦悩の中で生み出した、最も悲劇的な作品『リア王』の上演がはじまりました。

生きるべきか死すべきか?行き詰ったウィリアムは自らの作品、四大悲劇の最高傑作『ハムレット』と同化していきます。

アンは発狂するまでに追いつめられるオフィーリアとなり作品の登場人物達と共にウィリアムに迫ります。

 

デンマークの王子ハムレットの王位略奪の血なまぐさい作品の中から、天才ウィリアム・シェイクスピアは

何を求め、何を伝えようとしていたのでしょうか?

 

現実の世界と劇中の世界が交錯する作品です。その不思議な世界観の魅力を劇中劇観客人として舞台にご参加しご堪能ください

どうぞお楽しみに